Concept planning
日本来日を控え、2作目のリリース前に3作目に着手することになった。前作の構成を基本とし、奥行きのある選曲を提示。
A&R
ベーシストは前作に引き続き、Péter Oláhを起用。来日を前提としていた為、ドラマーの選任に難航。結果的にハンガリーの若手、Attila Gyárfásに落ち着いた。スタンダードとカバー曲の構成と伝えていたが、仕上がった作品にオリジナルのフリー・ジャズ3曲が収録されていた。コンセプトとかけ離れていた為、期日直前に4曲のソロ・ピアノ作品を再録音し1枚のアルバムする。結果的にバランス重視の曲順となり違和感ない作品となった。
Album Title
“Beyond The Moment” “The Angle of Reflection”の雰囲気を踏襲。アーティストに提案し、過去の楽曲を未来的なアレンジで仕上げた意味合いを込め “Retrospective Future” に決定。
Design
三角形の集合体でミクロスの多面的な部分と未来的な雰囲気を表現。一方、暖色系の色使いと、三角形のパターンの背景にレトロなイラストを敷くことで、“Retrospective”=回顧的であり温かみのあるイメージも添えて、未来と過去の融合された雰囲気に仕上げた。