Concept planning
前作の “FIRE” が大ヒットし、アーティスト本来のポテンシャルを引き上げたと同時にプレッシャーがのしかかった。アーティストと相談し、今回はロックのカバー曲オンリーでレコーディングを打診。
前作の “FIRE” が大ヒットし、アーティスト本来のポテンシャルを引き上げたと同時にプレッシャーがのしかかった。アーティストと相談し、今回はロックのカバー曲オンリーでレコーディングを打診。
A&R
選曲は難航を極めた。ロックと言ってもジャンルが細分化されており、客層の世代的なバランスに焦点を絞った。「通好みながらマニアック過ぎず、音楽好きなら誰でも知っている楽曲」をテーマとして30曲をピックアップし、アーティストと相談し決めた。しかしヒット曲ばかりで、曲順を決めるのに苦労した。少しやり過ぎた感もあり、今なお反省。マスタリングの際に低音をしっかり効かせて欲しいと指示したので、音の出来は最高であった。
選曲は難航を極めた。ロックと言ってもジャンルが細分化されており、客層の世代的なバランスに焦点を絞った。「通好みながらマニアック過ぎず、音楽好きなら誰でも知っている楽曲」をテーマとして30曲をピックアップし、アーティストと相談し決めた。しかしヒット曲ばかりで、曲順を決めるのに苦労した。少しやり過ぎた感もあり、今なお反省。マスタリングの際に低音をしっかり効かせて欲しいと指示したので、音の出来は最高であった。
Album Title
シンプルに “Rock” としたかったが、ジャズと思わず購入されるケースが想定されるため却下。もっとシンプルに頭文字の “R” だけはどうかとレーベル側に提案。賛否両論であったが、結果的に “R” となった。
シンプルに “Rock” としたかったが、ジャズと思わず購入されるケースが想定されるため却下。もっとシンプルに頭文字の “R” だけはどうかとレーベル側に提案。賛否両論であったが、結果的に “R” となった。
Art direction
黒はレーベルのレギュレーションでNGであったが、今回だけ特別許可された。 “R” の部分だけグロス加工を施し、光沢で浮き上がらせる予定だったが、納期と予算の都合上、グレーとした。
黒はレーベルのレギュレーションでNGであったが、今回だけ特別許可された。 “R” の部分だけグロス加工を施し、光沢で浮き上がらせる予定だったが、納期と予算の都合上、グレーとした。
Design
Rockの “R” なんで黒……前々作の赤い “FIRE” と対になる様なタイポグラフィーの作品。
トレー下の写真は1981年にリリースされたレコード “Turning Point” のオマージュである。
Rockの “R” なんで黒……前々作の赤い “FIRE” と対になる様なタイポグラフィーの作品。
トレー下の写真は1981年にリリースされたレコード “Turning Point” のオマージュである。