Art direction
当初は女性ジャズ・ヴォーカルのアルバムなので、美女ジャケットをイメージし、仮の画像をはめ込んでドラフト案を作成し準備していた。ポートレイト画像の撮影にはスケジュールの関係で時間が掛かるため、先にマスター音源が届いた。2週間後に送られてきた写真は想定よりエッジの効いたモードな雰囲気のファッションとメイク。急遽、構成を1から考え直し、ビビットな紫とピンクをキーカラーに採用。写真の使える部分を最大限に加工し、タイトルに沿うコンセプトでまとめた。
Design
力強い確かな歌唱力と奔放さ(ビジュアルも含め)は、まさに歌姫のイメージ。歌姫といえば、時代を超えて語り継がれる……表、裏ジャケは現代的なイメージ、内側トレー下には、架空の古いレコードのジャケットを配し、過去を表現した。